だ・もんで「だ・もんで」 静岡弁で「だから」の意味
2018年7月号

 日ごとに暑さが増し、日陰を選んで歩きたくなる炎暑の季節となりましたが 皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月はお盆について調べてみました。
東京都では7月にお盆を迎えるそうですが、地方では8月にお盆を迎えるなど地域によって時期が違いますね。
このように地域によって異なるのは、旧暦から新暦に暦が切り替わったときの事情や、農作業や漁業など、その土地に根差したスケジュールを優先するなどの理由からだそうです。 私自身も毎年盆棚の準備を当たり前のように用意していたのですが、それぞれに深い意味がありました。
○ マコモのござ………お釈迦様がマコモで編んだ寝床に病人を寝かせて治療されたと言われていることから盆棚の下に敷かれる。
○ ほおずき………盆提灯に似ており、先祖の霊が迷わないため。
○ なすの牛 きゅうりの馬………先祖の霊が馬にまたがり、荷物を負わせた牛を引き連れて子孫のもとに帰ってくる。また、足の速い馬に乗って少しでも早く先祖が来られるように、逆に歩みの遅いなすの牛には、景色を眺めながらゆっくり戻れるようにという願いが込められている。
一般的に盆棚で用意される物をあげてみましたが、地域や家庭によって多種多様のことと思います。家庭で引き継いできた文化や地域の風習など、お盆を通じて再発見することが多々ありそうですね。
ご先祖様があの世から帰ってきて家族と共にひとときを過ごし、再びあの世に帰っていくという、一年に一度の期間なのです。家族皆で感謝したいですね。
本格的な夏を迎えました。体調を崩されませんようお元気でお過ごしください。






ナスキュウリ ホオズキ
©清水クレジット(株)

レディースキャッシング・エレガンス